平成元年(1989年)から乗客や荷物などを安全に運んでくれた市営汽船『しおじ』が令和7年(2025年)10月6日で航行終了となりました。最後の航行は特別便として各島に数分停泊し、記念撮影とカミテープでお別れをしました。

↑ しおじが寒風沢に着岸するのはこれが最後です。たくさんの島民の方がお別れに来ました。

↑ 色とりどりのカミテーブがひらひらと揺れながらしおじが寒風沢から離れていく姿を見て「寒風沢でしおじを見るのは最後なんだなぁ」と切なくなりました。
みんな笑顔で明るくお別れしましたが「涙がでるねぇ」とつぶやいている方もいました。たくさんの乗客と思い出を運んでくれたしおじに「ありがとう」と声をかけながらのお別れでした。朴島からの折り返しも見送るため数人残っていたのですが、岸壁から手を振ると、しおじの温かくて深みのある汽笛を鳴らしてくれました。
※2025/10/1より汽船時刻が改正されました。
船長嫁